伊達な整体院は内分泌を専門とする整体院です。

近年は血液検査などで容易に内分泌疾患を早期診断できるようになりましたが、症状が分かりにくいうえ、治療も長期化する場合が多いようです。

ホルモンバランスに異常がある場合や内分泌系疾患をお持ちの方は仙台市の当整体院にご相談ください。

 

内分泌

内分泌とは、血中にホルモンを分泌する仕組みのことです。

ホメオスタシス(恒常性)の維持に関与しています。

内分泌系疾患はホルモンのトラブルといえます。

対して外分泌は汗、消化液など血中以外に生理活性物質を分泌します。

 

ホルモン

ホルモンはペプチドホルモン、ステロイドホルモン、アミン・アミノ酸誘導体ホルモンの3つに分けられます。

ホルモンの種類によって受容体が異なり、生成される場所も異なります。

血中ホルモン濃度が一定に保たれるようにネガティブ・フィードバックという仕組みでホルモンの分泌が抑制・促進調節されています。

 

ホルモンの中にはコルチゾールや副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、成長ホルモンなど周期的に血中濃度が変動するものがあります。

生活習慣の乱れでホルモンバランスが乱れ、様々な症状として現れてしまいます。

 

視床下部

間脳の一部である視床下部は自律神経の中枢として働くほか、成長ホルモン放出ホルモン、祖的スタチン、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン、性腺刺激ホルモン放出ホルモンなどを産生しています。

 

下垂体

視床下部ホルモンの刺激を受け、下垂体では下垂体前葉ホルモン・下垂体後葉ホルモン(視床下部神経細胞にて)が作られます。

下垂体前葉ホルモンは成長ホルモン、プロラクチン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモンなどがあり、下垂体後葉ホルモンはバゾプレシン、オキシトシンなどがあります。

下垂体前葉にはGH細胞、PRL細胞、TSH細胞、ACTH細胞、LH・FSH細胞という5種類のホルモン産生細胞が存在しています、

 

甲状腺

甲状腺で作られる甲状腺ホルモンは全身の臓器に作用し、代謝を亢進させる役割があります。

代謝や臓器の働きを活発にするアクセルのような機能です。

サイロキシン(T4)、トリヨードサイロニン(T3)などが分泌されています。

 

副甲状腺

副甲状腺は甲状腺の被膜の外側に4つあり、カルシウム代謝にもっとも重要な副甲状腺ホルモンを産生しています。

カルシウム代謝には副甲状腺ホルモンと活性型ビタミンDが必要です。

 

副腎

副腎は左右腎臓の上に位置する小さな臓器です。

皮質と髄質から構成され、皮質と髄質は発生起源が異なり、成分が全く違います。

皮質ではコレステロールからステロイドホルモンが合成・分泌され、髄質ではチロシンからカテコールアミンが合成・分泌されています。

 

膵臓

腰椎1-2番の高さにある後腹膜臓器です。

膵頭部と膵体尾部に分けられています。

膵体尾部に多いランゲルハンス島でほるもんが産生されています。

グルカゴン、インスリン、ソマトスタチンをそれぞれα細胞、β細胞、δ細胞が分泌しています。

他にもG細胞、PP細胞も存在しています。

 

 

内分泌系の主な疾患

視床下部

  • 先端巨大症・下垂体性巨人症
  • 高プロラクチン血症
  • クッシング病 (Cushing病)
  • 汎下垂体機能低下症
  • 成長ホルモン分泌不全性低身長症
  • 尿崩症
  • バゾプレシン分泌過剰症

甲状腺

副甲状腺

  • 原発性副甲状腺機能亢進症
  • 副甲状腺機能低下症 ― 特発性副甲状腺機能低下症・偽性副甲状腺機能低下症

副腎

  • クッシング症候群 (Cushing症候群)
  • 原発性アルドステロン症
  • 副腎皮質機能低下症
  • 線先生副腎皮質過形成

膵臓

  • インスリノーマ
  • ガストリノーマ

 

  • 多発性内分泌腫瘍症
  • 多腺性自己免疫症候群

 

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